2018年01月09日更新

インフルエンザは衣服やヒトとの接触で感染するの?

インフルエンザとはインフルエンザウイルスによる感染症で、咽頭、気管支などから細胞内に入り込み増殖して急速に発症する病気です。発熱、咳、筋肉痛、関節痛など風邪に似た症状を起こし、放置すると肺炎やインフルエンザ脳症などの合併症を併発し、最悪の場合は死に至るケースもあります。インフルエンザウイルスには3つの種類があり、頻繁に変異して流行するA型、変異しづらい性質で数年に1回の頻度で流行するB型、変異せず1度罹患すると抗体によって感染することのないC型があります。特にインフルエンザウイルスA型は毎年のように流行し、高い感染力で爆発的に広まる特徴があります。
予防対策に手洗いやうがいがあるように、接触感染や飛沫感染、空気感染と感染経路は多様です。感染防止にマスクの着用は効果的ですが、感染源である人との会話やクシャミ、咳から衣類にウイルスが付くと、そこから経由して感染する可能性があります。また感染源の人の直接的な接触で、ウイルスが付いたままの手で目をこするなどして、目の粘膜から侵入することもあります。そのため外出時はマスクを着用し、人混みなど人の多い集団内に入ることを避け、帰宅後は手洗い、うがいをして予防することと言われているのです。また着替えた衣服や触れた物にはウイルスが付いている可能性があり、空気中に出たウイルスは12~48時間の活性を保つと言われているため、帰宅時の衣服は半日の陰干し、触れた物にはぞうきんなどで丁寧に拭くか、消毒液のスプレーを噴霧して、ウイルスの不活化をしないと感染するおそれがあります。持病を持っていたり妊娠中の家族がいる家庭では特に注意が必要で、インフルエンザウイルスが流行した時には、衣服の消毒も大切になります。