2017年11月01日更新

インフルエンザによる筋肉痛について

毎年冬になると流行するのが、インフルエンザです。一般的に知られている主な症状は高熱や頭痛などですが、副作用として筋肉痛が起こることもあります。

筋肉痛の女性インフルエンザの副作用による筋肉痛は、運動やトレーニングをした際に起こる筋肉痛とは発生するしくみが違います。運動による筋肉痛は、傷ついた筋繊維を修復して、回復させるために起こります。この場合にはストレッチなどが早く治すために有効です。しかし、インフルエンザの副作用による筋肉痛の場合は、ウイルスが原因です。ウイルスや細菌などが体内に入り込むと、自己防衛機能である免疫機能がウイルスを撃退するために戦いを始めます。このとき、体内のあちこちにあるリンパ節で炎症が起こります。これによって、筋肉や関節に痛みが生じるのです。
この場合にはストレッチなどは効果がありません。痛みがひどくて眠れない時などは、冷やすことで多少緩和します。原因であるインフルエンザが治れば、筋肉痛も治ります。インフルエンザを治すためには、安静にして、睡眠を充分にとることが基本です。空気中のウイルスの活動を抑えるために、寝室の湿度を加湿器などで調節しましょう。50%~60%に保つのが理想的です。また、水分をしっかり補給しましょう。飲むのはジュースやお茶、スープなど何でも構いません。
そのほか対症療法として、解熱鎮痛剤を使う方法もあります。けれども自己判断で薬を服用すると、かえって悪化させてしまう恐れがあるので、医師に相談の上で服用しましょう。インフルエンザの療養期間は、だいたい1週間ほどです。無理をすると、治りが遅くなるばかりでなく、周囲の人たちに感染を広めてしまいます。焦らず、ゆっくりと静養しましょう。